こんばんは。

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前日の記事に引き続き、鉄コレ127系のN化改造です。前回で集電化工事を進めていたということは、当然ライト回りの電飾化と室内灯装備をするわけですが…

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一体型ライトケースに収められたライト類が大問題。前照灯と尾灯が近すぎて、以前の105系のように別々のLEDを直当て出来ません。
しかも細長い尾灯形状を考えると、素人加工では無理があります…
もちろん考えはありましたし、だからこそ手を出しました。

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その「考え」がコレ。KATOの521系のライトボックスと導光体です。521系は手持ちで2編成持っていて、中間に封じ込める先頭車はライトもライトボックスも不要ですので、そこからパーツを拝借しました。
223系2000番台の先頭車も考えましたが、こういう欲しいときにジャンクが無かったので(溜息)

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もちろんそのまま使うことは出来ません。光漏れしないLEDの設置場所を作る必要があります。そこでまずライトケースのお尻を切除。そしてチップLEDを設置できるよう、ケースの壁を現物合わせで切り欠きました。

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導光体もお尻をカットし、設置されるLEDの直前に受光面が来るようにしました。

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LEDは2016サイズの白色チップLEDを使用。両側の電極にポリウレタン銅線をはんだ付け。これがまた視力の落ちた眼と不器用な手の持ち主にはキツいキツい(涙)

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そしてLEDはGクリアでライトボックスに接着。そして抵抗を置いた基板を別途用意し、LEDと接続しました。これで前照灯と尾灯のライトボックスは完成です。

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それを設置する床板パーツも、邪魔な箇所は現物合わせで全て切削。ここにライトボックスをGクリアで接着しました。

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そしてもうひとつ別のライト基板を作成。こちらは角形LEDを使ってます。
これは行先表示器用の光源で、屋根裏にGクリアで接着する考えです。

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そして台車集電シューからの導電用、室内灯の導電用、2個のライト基板からの導電用の、それぞれのポリウレタン銅線を車体側の集電板にはんだ付けして、ポリウレタン銅線の蛸足配線完了。
苦手なポリウレタン銅線をこれだけ使うのは疲れました(涙)
そしてウェイトや室内パーツなどをセットし、色々現物合わせで調整しながら組み上げました。

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いやー良いじゃないですか!
最後の組み付けでも、Gクリア接着するBMTNカプラーの高さ調整などで悪戦苦闘しながら組み上げた甲斐あって、灯火類も行先表示器も良い仕上がりです♪

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そして室内灯も、元々銀塗装で透けにくいうえ、室内灯ユニットも減光処置をしてあるので、105系の時のようなスケスケではありません♪

これで127系の加工終わり…ではなくM車化が待ってます。こちらも厄介な工事になりそうで憂鬱です(涙)
まぁゆっくりやります。
それでは、また。